ロシアの写真家オレグ氏が撮影した女性を神秘的に表現した作品。
土、火、水、空気、季節事の花や草を使って写真というカンバスに色をのせていきます。
そしてコレら全てはデジタルによって編集されたものではなく、古いフィルムカメラ一本でありのままに撮影したものなのです。
オレグ氏は自分は写真撮影の概念として、全体的な配色を考え、選択されたパレットに衣装や小道具、撮影場所などを配置していると述べています。
使用されたフィルムカメラはKiev 6C kiev 88というウクライナ(旧ソ連)の名機二台に各種レンズ。
オレグ氏はよく撮影セミナーを行っているのですが、参加者の3000ドルもするカメラがテーブル一杯に並ぶ姿が滑稽だと言います。
何故なら主催者である彼のカメラは50ドルだからです。
彼は16歳の頃に写真に興味を持ち始め広告写真のアシスタントをしていました。しかし、彼はその仕事に喜びを感じておらず、全く想像力を養えなかったと言います。
23歳の頃にこのようなイメージが湧き上がりゼロからスタートしたそうです。
確かに素晴らしい写真です。デジタル全盛期だからこそあえてフィルムで撮影するのも面白いかもしれませんね。
良い写真とは決して、高級なカメラから生まれる訳とは限らないのです。
source http://bigpicture.ru/?p=513627
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