とりあえずアニメ版のうる星やつらのお話
最近もリゲインのCMになったり新しいフィギュアが出たりでなにかと話題?ですね
ご存知の方も多いと思いますが、うる星やつら(以下、うる星)というのは
高橋留美子先生の漫画および、それを原作としたTVアニメのことです
今回はアニメ版うる星の作画に関する話題なのですが、
まずはアニメ制作における原画や作画監督といったセクションについてざっくりと説明します
ざっくりとした説明
アニメ制作というのは基本的に分業制なので、
動きのキーになる部分を描く原画というセクションの方達も、
大体の場合は複数人だったり、大勢だったりってことが多いです
(ただし、一人で一話分の原画を描いちゃう人もいる)
原画担当者が複数人いるということは、どうしても絵柄は違ってくることが多いですし、
原画の中にはキャラクターデザインに似ていない絵や、
単純にクオリティーに問題がある絵や動きが描かれたものがある場合も往々にしてあります
大雑把に言えば、それらの絵や動きを修正したり、リテイク指示を出したりしながら、
絵柄を統一していくのが作画監督というセクションの仕事なのです
やっと本題
しかしながら、80年代のTVアニメの作画というのは良い意味でも悪い意味でもゆるいところがあり、
各話の作画監督ごとの差異や原画担当者ごとの差異が、
現在のアニメより比較的に分かりやすい形で画面に出ていました
1981年~1986年にかけて放送されたアニメ版のうる星にも勿論そういった部分があり、
放送当時から、一部のファンの間でこういった作画に関しての
マニアックな談義がなされていたようです
同じキャラクターでも、作画を担当するアニメーターごとに様々な絵柄が存在します
1981年から1986年に渡って放送された作品ですから、時期によってもかなり絵柄が違います
見ただけで誰の作画か分かる人は立派なマニア
とりあえず続きは後日
次は上で述べたようなアニメーターごと絵柄の違いについて紹介しようと思います
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