欧米ファンタジーランド!
4月1日〜4月7日まで渋谷ヒカリエで行われていた-モンスターズ・アンド・ミスフィッツ-不適合者たちⅣ展に行ってきました。
なぜ今更そんな前の事を書くのかというと忘れていt・・・ゴホン
展示会は販売会にもなっていて参加アーティストにブランド・ピータース、キャシー・オリヴァス、クリス・ライニャック、アマンダ・スペード、アンドリュー・ベル、スタン・マヌキアンなどの欧米で活躍する方達の系100点に及ぶ作品が展示・販売されていました。
今回、この展示会に興味を持った所は昨今のキャラクターコンテンツにおいて、「怖い」と「かわいい」の境界にある奇妙さが持つ魅力にとても関心があったからです。
海外ではこのようなキャラクターは決して珍しくありません。ティム・バートンやヤン・シュバンクマイエルなどの少し奇妙な世界観を持つ個性派アーティストはずっと昔から存在しました。
勿論、日本でもそのようなキャラクターはあるにはありますが、如何せんマニアによる評価でしかなかった様に感じます。
少し奈良美智っぽい
しかし、2011年に放送されたテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する「イヌカレー空間」と呼ばれるアニメーション作家ユニット劇団イヌカレーが生み出す、奇妙でありながら幻想的なその表現を皮切りに以前より存在した「奇妙で可愛い」の形式が大きく、日本でも土台を作り出している気がします。
エヴァンゲリオンという作品以降「セカイ系」と呼ばれる言葉が生まれた過去がありますが、そもそもエヴァのヒットは当時のオウム事件などの混乱と混沌のうずめく日本の心理状況と作風が上手くマッチした背景があったからと言う人が多くいます。
そういうロジックで今のこの「奇妙可愛い」(このスタイルに専門のワードがあるなら教えてほしいです。)がずっと昔から世界的に発信している中、日本でもやっと注目を集め始めている社会的な流れ、サブカルチャーの変化というのはとても興味深いです。
因みに作品は布、木、硝子、金属、樹脂といったありとあらゆる素材から作成されています。
作品の値段は安いものでも数万円から高い物は何十万円など、しかし、もし懐に余裕があるなら購入したい物ばかり・・・
私が一目みて欲しいと思ったのはコレです。アマンダ・スペードさんの作品。
個人的な話ですが、アマンダさんの作品が一番私は欲しいと感じました。将来、お金持ちになったら一点でも購入したいと思います(笑)
作品は買えませんでしたが、上記作品のアーティスト アマンダ・スペードさんとペアで作品を制作しているクリス・ライニャックさん(写真2枚目)方々にパンフレットにサインイラストを描いて頂きました。
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